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FAQサポート業務がすごく楽になりました株式会社アイリッジ様

FAQサポート業務がすごく楽になりました
  • DocBaseメンバー数 230人
  • お話を伺った人 (左から)植木 基博さん、野口 卓也さん、吉永 聰志さん

事業内容について教えてください。

植木さん:事業としては、位置連動型プッシュ通知popinfoを中心に、企業向けO2Oアプリやソリューションを提供しています。O2Oアプリで何をやっているかというと、僕らの作ったものをお客様のアプリに組み込んで頂いて、近くを通ったお客様を集客したり、実際の店舗に来店したときに購買を強化していけるようなものです。

アイリッジは、こうしたO2O、オムニチャネルと呼ばれるスマホを利用したマーケティング分野でトップクラスの実績があります。もともとは、push通知が最初にあって、今は決済系のサービスなどに手を広げています。

スマートフォン向け位置連動対応のプッシュ型情報配信サービス popinfo(追記:2019年7月にFANSHIPへ刷新)

事業拡大に伴い、このチャレンジングな事業に自分の能力を活かしてみたいという仲間を募集しています。
アイリッジの採用情報

DocBase以前の情報共有はどのようにされていましたか?

吉永さん:もともと一番最初に立てたのが『MoinMoin』という超マニアックなwikiです(編注:MoinMoinはApacheプロジェクトの公式Wiki(MoinMoinまたはConfluenceのいずれかが選べる)やDebian/Ubuntuの公式Wikiで採用されているwikiエンジン)。

社員が一桁のころはこちらを使っていました。けっこう長く運用されていて、ページ数自体はかなり多いんですが、書きにくい、使いにくいという意見もありました。僕自身もそう思ってましたね。そこから他の情報共有ツールをいろいろ試してみたというところですね。

まずはGoogle Sites。これは野口さんが積極的に導入して、今も一部で使われています。管理グループのあまり更新されないものや、時系列性がないものはこちらでまとめていますね。プリンターの設定とか、2年ぐらい変わらなかったりするので。

植木さん:ちなみにMoinMoinもまだ一部で使っていますよ。時系列性のあるものはMoinMoinで書いています。カレンダーで毎週デプロイしてるものがあるので、そのデプロイ手順書とかをカレンダーとして保存していたりしています。

吉永さん:他の情報共有サービスも導入してみましたが、あまり浸透しませんでした。僕が突っ走ってやってみただけで、社内のコンセンサスがとれてなかったのが原因だったと思いますが。どうしたものかと悩んでいたときに、DocBaseにお声がけいただいたという感じです。僕としても情報共有のツールでMarkdownで書けるものが欲しいなと思っていたので、ちょうどぴったりでした。その当時はβ版で、無料で使えるというのも大きかったです。

DocBaseをどのように利用されているか教えてください。

吉永さん:40人ぐらい使っていて、そのうちエンジニアは28人です。内容が技術寄りの投稿が多いかな。それは組織の構成がそうなっているからというのもあるかもしれないです。
(※2018年7月現在、80人ほどにメンバーが増えています)

DocBaseを導入したときに、社内で躓きはありましたか?

吉永さん:最初は定着に時間がかかりましたね。皆書きながら試行錯誤しているんだなと、私自身も見ていて感じました。昔は日報とかを書くようにしていたんですが、だんだんそれよりも新しく覚えたことを共有するほうがいいかなと考えるようになって、そういった内容のものを投稿するようにしました。

製品のpopinfoのサポートの情報とか残せたらいいかなと思って、ちょっと書いてみたんですが、そんなに活用されているイメージがなくて。

植木さん:いや、けっこう活用されてますよ。僕らもほんと情報共有ツールに悩んでたというか、全然共有できてないし、かといって皆が使ってくれるツールがなかなかないという話はしていたんです。

DocBaseを導入したときに、半ば強引にpopinfoの問い合わせの回答をDocBaseに書くようにしました。使われるかどうかはわからないけど、とりあえずそこに残していくって動きをちょっと無理やり目に進めてみたら、そのうち記事がたまってくるようになりました。ただ『書き散らかされている』状況にはなってるんですよね。それをうまく整理する人がいるともっと使いやすくなるのかもしれないです。

吉永さん:率先して自分が書くというのは意識してやってました。植木さんがやっていたように、何か聞かれたら「DocBaseに書いてるんでそっち見てね」とか、「DocBaseに調べたことを書き留めておいてね」ということをメンバーに言うようにしたりしました。

吉永さん:最近は野口さんが書いたCIの利用状況がけっこう見られていますね。CIのスクリプトをここに添付して、こんなかんじでやってますよっていうのを書いて、勉強会の資料として使ったりしていますね。

吉永さん:やっぱりこう……日報を書いてると、わりとタイムラインが日報で埋もれちゃうよねみたいな話をしていまして。もともとこういう使い方なのかなと僕は思っていたんですけど、使う人によってはもう少し自分にとって有益な情報だけ載せたいみたいなのがあったりするんですよね。

吉永さん:だんだん月のポスト数も上がっている状況なので、こんな感じで情報共有が進んでいくといいかなと思っています。使い方としては、さっきの野口さんの投稿みたいな、社内勉強会のアジェンダのような形で残すっていうのもいい感じかなと思います。振り返りもできますし。

導入してから良くなった点はありますか?

植木さん:popinfoのFAQのサポートは絶対よくなったと思ってます。「DocBaseに書いてるから見て」って言えるようになって、なんていいんだろう!って。

吉永さん:日報も良し悪しがあると思いますけど、その人がちょっと困ってるんだなって早めに気がつけるようになりました。

植木さん:技術の会社ではあるんですけど、そんなに技術技術してないというか。技術系の社員にわりと楽しんで使ってもらえたりとか、超しょうもないパフォーマンスの記事で盛り上がれたりしたので、そういうところはよかったですね。

野口さん:改善してほしいこともいろいろあるんですけど。メールだと後から入ってきた人が読めなかったのが、読めるようになりました。ストックできているのがいいですね。

掲載日:2018年07月01日

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