おすすめ社内連絡ツール5選!ツールのメリットや選定ポイントも解説

近年、企業の働き方改革やテレワークの普及により、社内連絡ツールの重要性が高まっています。メールや電話だけでは対応が難しい状況が増え、より効率的なコミュニケーション手段が求められているのです。本記事では、おすすめの社内連絡ツール5選と、その選び方のポイントを詳しく解説します。
社員間のスムーズな情報共有を実現し、業務効率を向上させる社内連絡ツール選びのヒントが見つかるはずです。「社内連絡をもっと円滑にしたい」「新しいツールを導入したいけど、どれを選べばいいのかわからない」といった悩みをお持ちの方は、ぜひ最後までご覧ください。
【この記事を読んでわかること】
- 社内連絡ツールの需要が高まっているのは、働き方の多様性の向上と、プロジェクトに対する外部人材のアサインが背景にある
- ツール導入のメリットは、連絡の円滑化、業務の効率化、コミュニケーションの活発化などにある
- おすすめの社内連絡ツール
- 社内連絡ツールを選定する際に覚えておくべきポイント
目次
社内連絡ツールの需要が高まっている理由

最近、企業における社内連絡ツールの利用が広がっています。その背景には、大きく2つの理由があります。
1つ目は、働き方の多様化です。新型コロナウイルスの影響で、テレワークや時差出勤が一気に普及しました。社員が同じ時間に同じ場所にいない状況が増えたため、情報をスムーズに共有する手段が必要になっています。
2つ目は、従来型のメールコミュニケーションの限界です。メールでは形式的な文面作成に時間がかかり、複数人でのやりとりが煩雑になりがちです。また、ビジネススピードが加速する中で、メールは添付ファイルの管理や過去の連絡履歴の検索に手間がかかり、即座に情報共有することや素早く意思決定することへの対応が難しくなっています。
こうした課題を解決するのが、社内連絡ツールです。LINEのように手軽に情報共有が可能で、過去のやりとりも見やすく整理できます。時間や場所を問わずに連絡できる便利さから、導入する企業が増えています。
実際、ビジネスチャットの市場規模は今後ますます成長すると予測されていることからも、社内連絡ツールが企業にも必需品となりつつあるのがわかります。
社内連絡ツールのメリット

社内連絡ツールを利用するメリットには、以下のような点が挙げられます。
- 連絡がスピーディーかつ円滑になる
- 業務が効率化される
- コミュニケーションが活発になる
- 情報共有がスムーズになる
- 現状把握が正確にできる
- 連絡ミスを防止できる
- 情報が散乱しない
社内連絡がよりカジュアルかつ的確にできる点がメリットと言えるでしょう。それぞれの点について、具体的に解説していきます。
連絡がスピーディーかつ円滑になる
社内連絡ツールを導入すると、まず気づくのは連絡のしやすさです。メールと違って形式ばらない文面で連絡できるため、スピーディーなやりとりが可能になります。
例えば、メールでは「お世話になっております」といったあいさつ文や署名が必要で、送信までに時間がかかりがちです。電話の場合も、相手が忙しいと連絡がつかず、情報共有が遅れてしまいます。
一方、社内連絡ツールなら、LINEのような感覚で手軽にメッセージを送れます。時間や場所を問わず情報を共有できるので、連絡のタイムラグも最小限に抑えられます。
また、連絡相手やグループごとにメッセージを管理できるのも便利なポイントです。「あのときの連絡内容を確認したい」という場合も、すぐに過去のやりとりをさかのぼれます。
テレワークやフレックスが普及し、オフィスで顔を合わせる機会が減っている今、スムーズな情報共有は欠かせません。社内連絡ツールを活用することで場所が離れていても円滑なコミュニケーションを実現できます。これからの時代に求められる、スピーディーで効率的な情報共有をサポートしてくれるのが、社内連絡ツールなのです。
業務が効率化される
社内連絡ツールには、単なるメッセージのやりとり以上の可能性があります。近年の社内連絡ツールには、業務をより効率的に進めるための機能が豊富に備わっているからです。
例えば、タスク管理機能を使えば、誰がどの仕事を担当しているのか、進捗はどうなっているのかを簡単に把握できます。また、スケジュール管理機能で会議や締め切りの日程を共有したり、ファイル共有機能でスムーズに資料をやりとりしたりすることも可能です。
これらの機能は、異なるツールで管理するよりも、1つのツールにまとめられていることで使い勝手が良くなります。情報の一元管理ができ、切り替えの手間も省けるからです。
ポイントは、自社の業務スタイルに合った社内連絡ツールを選ぶこと。機能が多ければいいというわけではなく、実際の業務の流れに沿った、本当に必要な機能を見極めるようにしましょう。
適切な社内連絡ツールを選んでうまく活用すれば、日々の業務はより効率的に、そしてスムーズに進められます。これからの時代、こうした社内連絡ツールを賢く活用して、業務効率化を図っていきましょう。
コミュニケーションが活発になる
社内連絡ツールの利用におけるメリットには、コミュニケーションの活性化もあります。チャットツールのような手軽さで連絡を取り合えるため、社員同士の意思疎通が自然と活発になるのです。
特に、テレワークやフレックスが広がった今、この効果は見逃せません。オフィスで顔を合わせる機会が減ると、コミュニケーションの量は確実に減ってしまいます。しかし、使いやすい連絡ツールがあれば、場所が離れていても気軽に会話を交わせます。
「ちょっと相談したい」「この情報を共有しておきたい」といった、ふとした思いつきも、すぐにメッセージとして送れます。メールだと改まりすぎて送りづらい内容でも、チャットツールなら自然にやりとりできるのです。
このような活発なコミュニケーションは、思わぬ効果をもたらします。社員の帰属意識が高まって企業理念も自然と浸透する上、結果として離職率の低下にもつながります。
職場の一体感を生み出し、生き生きとした職場環境を作る。社内連絡ツールは、単なる連絡手段以上の大切な役割を果たします。
情報共有がスムーズになる
社内連絡ツールを導入するメリットには、情報共有がスムーズにできることも挙げられます。社内連絡ツールを活用すれば、必要な情報に誰でも、いつでもアクセス可能な環境が整います。
例えば、重要な連絡事項があったとき、電話やメールだけでは確実な情報共有が難しいものです。電話は相手が不在だと連絡がつかず、メールは見落とされるリスクがあります。
一方、社内連絡ツールなら、最新の情報をリアルタイムで共有して、必要なときにすぐ確認することができます。また、情報が時系列で整理されているため、後から見返すのも簡単です。
このような正確な情報共有は、スムーズなアクションをもたらします。例えば意思決定の場面でも、最新の正しい情報をもとに判断できるため、的確な決断が可能になります。
逆に、社内連絡が不十分だと、間違った情報をもとに判断してしまうリスクが高まります。そうしたミスは、取り返しのつかない事態を招くこともあります。
社内連絡ツールを活用して情報共有を確実に行い、スムーズな業務進行を実現しましょう。
現状把握が正確にできる
社内連絡ツールの重要なメリットとして、「誰が何をしているのか」を正確に把握できることが挙げられます。これは、効率的な業務運営においてとても大切なポイントです。
例えば、チームでプロジェクトを進めているとき、メンバーそれぞれの作業状況を把握することは簡単ではありません。状況把握ができなければ作業の重複が起きたり、逆に必要な作業が抜け落ちたりするリスクが高まります。
しかし、社内連絡ツールを活用すれば、そうした問題を防ぐことができます。メンバーの動きがツール上で可視化されるため、作業の重複や漏れを未然に防げるのです。
特に、タスク管理機能のついた社内連絡ツールを利用すると効果的です。誰がどの作業を担当していて、どこまで進んでいるのかが一目でわかります。また、急な変更があっても、すぐに情報を共有できます。
正確な現状把握は、効率的な業務運営の基本です。社内連絡ツールは、この基本を支える重要な役割を果たしてくれます。
連絡ミスを防止できる
社内での情報伝達において、最も避けたいのが連絡ミスです。社内連絡ツールの大きな利点は、このような伝達ミスを効果的に防げることにあります。
従来の電話による連絡では、「伝えたこと」「何を伝えていないこと」があいまいになりがちです。記録が残らないため、後から内容確認ができません。最悪の場合、「言った・言わない」という不毛な議論に発展してしまうこともあります。
一方、社内連絡ツールを使えば、すべての連絡内容がテキストとして残ります。伝えた内容をいつでも誰でも確認できるため、伝え漏れや伝達ミスを防げます。
また、連絡内容が記録として残るため、トラブルの防止にもつながります。「あのとき、こう言われた」といった行き違いも、過去のやりとりを確認すればすぐに解決できます。
このように、社内連絡ツールは単なる連絡手段としてだけでなく、ミスやトラブルを防ぐ「安全装置」としても機能します。確実な情報伝達を実現し、スムーズな業務進行を支える、それが社内連絡ツールの役割でもあります。
情報が散乱しない
ビジネスにおいて、情報の散乱は大きな問題です。社内連絡ツールのすぐれた点は、情報を整理して管理できることにあります。
従来のメールでの連絡では、情報の整理が難しい面があります。1つの案件について確認したいとき、過去のメールを探し出して、やりとりを時系列で追わなければなりません。これは意外と手間のかかる作業です。
また、電話での連絡も同様です。メモを取っていても、それがどこにあるのか探すのに時間がかかったり、関連する資料を見つけるのに苦労したりすることがあります。
一方、社内連絡ツールを使えばグループの設定が可能です。プロジェクトごと、部署ごとなど、関連する情報をまとめて管理できるため、必要な情報にすぐにアクセスが可能です。
情報が整理されていることは、業務効率を大きく左右します。社内連絡ツールは、散乱しがちな情報を整理し、必要なときにすぐ取り出せる環境を作ってくれるのです。
おすすめの社内連絡ツール6選

ここでは主な社内連絡ツールを6つ紹介します。
- Chatwork
- Slack
- Microsoft Teams
- Google Chat
- Tocaro
- InCircle
- WowTalk
- Talk note
上記以外にも多くの社内連絡ツールが存在しますので、自社に合ったものを検討してみてください。ここで紹介する社内連絡ツールと連携可能なナレッジ共有ツールなども組み合わせると、より効率化を図ることができます。
Chatwork

【Chatworkの特徴】
- 国内利用者数No.1
- 中小企業向けのシンプルなビジネスチャット
- タスク管理などさまざまな機能を搭載
- 基本無料で利用可能
Chatworkは中小企業向けのビジネスチャットツールです。シンプルなUI(ユーザーインターフェース)で、直感的に使える操作性が魅力です。ファイル共有やタスク管理、動画機能なども搭載されており、ビジネス上主要なアクションがツールひとつでできる点も特徴と言えるでしょう。
基本無料で利用可能ですが、無料プランの場合ユーザー人数が決められていたり、一定基準より古いログは確認できなかったりなどの制限があります。そのため、ある程度の人数で利用する場合は、有料プランをおすすめします。
【Chatworkの費用・料金プラン】
フリー | ビジネス | エンタープライズ | |
料金 | 0円 | 700円/月※1ユーザーあたり ※年払いの場合(月払いでは月額840円) |
1,200円/月※1ユーザーあたり ※年払いの場合(月払いでは月額1,440円) |
人数 | ~100人 | 無制限 | 無制限 |
ストレージ | 5GB/組織 | 10GB/人 | 10GB/人 |
サービス | 仕事に役立つ基本機能(制限あり)ユーザー管理(制限あり)ビデオ/音声通話:1対1 | 仕事に役立つ基本機能ユーザー管理ビデオ/音声通話:14人まで | ビジネスプランの全ての機能セキュリティ/リスク管理の機能管理者向けのチャットサポート |
Slack

【Slackの特徴】
- チャット形式の情報共有ツール
- ファイルのアップロード機能なども搭載
- 社外の人間をグループに入れることもできる
- デモ利用可能
Slackは、気軽にチャット形式でやり取りできるビジネスチャットツールです。スタンプ機能などコミュニケーションを促進する機能があり、社内のやり取りを活性化しやすくなります。一方、ファイルのアップロード機能やツール経由の通話機能など、ビジネスに有用な機能がそろっている点も魅力です。
社外の人間もグループに入れられるため、外部の人間をアサインする機会の多い企業には、特に適しています。デモも利用可能であるため、導入前にぜひ利用してみてください。
【Slackの費用・料金プラン】
フリープラン | プロ | ビジネスプラス | Enterprise Grid | |
料金 | 0円 | 925円/月※1ユーザーあたり ※年払いの場合(月払いでは月額1,050円) |
1,600円/月※1ユーザーあたり ※年払いの場合(月払いでは月額1,800円) |
要相談 |
機能 | 90日間のアクセス1対1のハドルミーティング音声・動画クリップ1対1の外部連携 | フリープランのサービスに以下を追加メッセージ履歴へのアクセスが無制限無制限のアプリとインテグレーション無制限の canvas(30 日分のバージョン履歴)音声優先のハドルミーティングに最大 50 人が参加可能Slack コネクトで社外と安全に連携アドオンとして Slack AI を利用可能 | プロプランのサービスに以下を追加ユーザーのプロビジョニングとデプロビジョニングSAML ベースのシングルサインオン無制限の canvas(90 日分のバージョン履歴)全メッセージのデータエクスポート | ビジネスプラスプランのサービスに以下を追加HIPAA サポートや Enterprise Key Management アドオンといった、エンタープライズ級のセキュリティとコンプライアンス組み込みの従業員ディレクトリ最大50万人のユーザーに対応可能で大規模なコラボレーションや情報共有に最適一元管理とカスタマイズ可能なポリシーで管理を合理化 |
ストレージ | 1GB/人 | 5GB/人 | 20GB/人 |
Microsoft Teams

【Microsoft Teamsの特徴】
- ビデオ会議機能など多彩なコミュニケーション機能が搭載
- Officeソフトとシームレスに連携可能
- マルチデバイスに対応
Microsoft Teamsは、マルチデバイス対応のビジネスチャットツールです。チャットに加え、ビデオ会議機能や電話の機能も搭載されています。
マイクロソフトが提供しているため、Officeソフトとの連携が可能である点が最大の特徴です。そのため、普段の業務でOffice系のツールを扱っている企業に特に適しています。
例えば、Outlook(メールアプリ)と連携することで、スケジュール・会議の日程がメールで簡単に共有できます。ExcelやPowerPointなど、資料作成系のアプリと連携すれば、会議中に共有画面で操作するなどのアクションも可能です。
【Microsoft Teamsの費用・料金プラン】
Microsoft Teams Essentials | Microsoft 365 Business Basic | Microsoft 365 Business Standard | |
料金 | 599円/月※1ユーザーあたり | 899円/月※1ユーザーあたり | 1,874円/月※1ユーザーあたり ※年払いの場合 |
ストレージ | 10GB/人 | 1TB/人 | 1TB/人 |
サービス | 標準のセキュリティ1 つの会議の参加者最大 300 人電話/Web サポート仕事仲間や顧客との無制限のチャットファイル共有、タスク、投票会議、チャット、通話、ファイルのデータ暗号化会議でのライブ キャプション (英語)3Microsoft Whiteboard数百のコラボレーション アプリTeams 会議での共同注釈 (これで参加者が共有コンテンツ作りに貢献できる)チーム会議のレコーディングと文字起こし(制限あり)通話:1対1 | Microsoft Teams Essentials の内容すべてに加えて最大 300 人の従業員の ID、アクセス、ユーザー管理カスタム法人メール (you@yourbusiness.com)Web 版とモバイル版の Word、Excel、PowerPoint、Outlook10ビジネス ニーズに応える 10 以上の追加アプリ (Bookings、Planner、Microsoft Forms など)スパムおよびマルウェアの自動フィルタリング電話/Web サポートをいつでも利用可能 | Microsoft 365 Business Basic の内容すべてに加えて: デスクトップ版の Word、Excel、PowerPoint、Outlookウェビナー開催と出席者登録およびレポートの機能新機能: Microsoft Loop を使用する共同創造のためのコラボレーション ワークスペース新機能: Clipchamp での動画編集とデザインのツール |
Google Chat

【Google Chatの特徴】
- 高セキュリティに強みがある
- Googleソフトとシームレスに連携可能
- マルチデバイスに対応
Google Chatは、Googleが提供するビジネスチャットツールです。チャット機能に加え、タスク管理機能やログの検索機能も搭載されています。前述のMicrosoft TeamsがOffica系アプリと連携しやすいことと同様、Google ChatはGoogle系アプリと連携しやすくなっています。例えば、Google Chatにメッセージが来たら、通知をGmailへ飛ばしたりすることも可能です。
セキュリティはGoogleが対策を行っているため、比較的信頼度が高いです。また、無料トライアルも設定されているため、導入前に使用感を試せる点からも初心者向けと言えるでしょう。
【Google Chatの費用・料金プラン】
Business Starter | Business Standard | Business Plus | Enterprise | |
料金 | 680円/月※1ユーザーあたり | 1,360円/月※1ユーザーあたり | 2,040円/月※1ユーザーあたり | 要相談 ※300人以上の場合 |
ストレージ | 30GB/人 | 5TB/人 (エンタープライズのみリクエスト可能) |
||
サービス | セキュリティ保護されたカスタムのビジネス用メールアドレス(you@your-company.com)100 人まで参加可能なビデオ会議セキュリティと管理機能、スタンダード サポート | セキュリティ保護されたカスタムのビジネス用メールアドレス(you@your-company.com)150 人まで参加可能なビデオ会議、会議の録画、ノイズ キャンセリングセキュリティと管理機能、スタンダード サポート** | セキュリティ保護されたカスタムのビジネス用メールアドレス(you@your-company.com)、電子情報開示、データ保持500 人まで参加可能なビデオ会議、会議の録画、出欠状況の確認、ノイズ キャンセリング高度なセキュリティと管理機能(Vault や高度なエンドポイント管理など)スタンダード サポート** | セキュリティ保護されたカスタムのビジネス用メールアドレス(you@your-company.com)、電子情報開示、データ保持、S/MIME 暗号化1000 人まで参加可能なビデオ会議、会議の録画、出欠状況の確認、ノイズ キャンセル、ドメイン内ライブ ストリーミング高度なセキュリティ、管理機能、コンプライアンス統制機能(Vault、DLP、データ リージョン、エンタープライズ エンドポイント管理など)エンハンスト サポート** |
Tocaro

【Tocaroの特徴】
- グループチャットで部署やプロジェクトでの情報共有を迅速化
- プロジェクト管理でタスクを見える化し、チームの作業効率を向上
- ファイル共有で簡単なアップロードで資料共有を効率化
Tocaroは、オールインワンのコラボレーションツールです。グループチャット、プロジェクト管理、ファイル共有を統合し、チームのコミュニケーションと作業効率を向上させます。
チャットは情報共有や会議を迅速化し、既読管理やスレッド機能で円滑な連携をサポート。プロジェクト管理ではタスクの可視化、進捗管理、担当者設定により、マネジメント負担を軽減します。ファイル共有はドラッグ&ドロップで簡単アップロード、プレビュー機能で資料共有を効率化。バージョン管理機能も搭載し、チーム全体の生産性向上に貢献します。
【Tocaroの費用・料金プラン】
ライトパック | ベーシックパック | フルマネージドパック | |
料金 | 200円/月 ※1ユーザーあたり | 300円/月 ※1ユーザーあたり | 750円/月 ※1ユーザーあたり |
パック価格 (税抜き) | 4万円/月 | 6万円/月 | 15万円/月 |
パック内容 | ライセンス利用料のみ | 利用レポート 専用チャットサポート | ベーシックパック + 運用代行作業 貴社担当者様への利用レポート 定期ハンズオン開催 |
InCircle

【InCircleの特徴】
- 1対1およびグループでのメッセージ交換が可能なトーク機能
- ユーザー情報による、プロフィール表示や連絡先確認が可能
- プッシュ通知でメッセージ受信を通知
InCircleは、日本の企業向けに最適化されたビジネスチャットツール。1対1やグループでのメッセージ交換が可能なトーク機能、ユーザープロフィール確認機能、プッシュ通知機能を備えたコミュニケーションアプリです。
トーク機能では、メッセージ削除や既読表示、ファイル添付に対応。ユーザー情報を詳細に確認できて、プレゼンス機能でオンライン状況も把握可能です。プッシュ通知はアプリを起動していなくてもメッセージ受信を知らせ、通知設定はアプリ全体またはトークごとにカスタマイズできます。
【InCircleの費用・料金プラン】
料金は要問合せ。
- SaaS版:30ユーザー
- 30ユーザー未満でご利用の場合でも30ユーザー分の利用料金を適用
- オンプレミス版:100ユーザー
- 100ユーザー未満でご利用の場合は「お問い合わせフォーム」より連絡
WowTalk

【WowTalkの特徴】
- シンプルな操作性で、誰でもすぐに利用可能なシンプルさ
- 国内拠点からのリアルタイムで迅速な問題解決を無料でサポート
- 柔軟な機能制限とパーティション機能で企業ポリシーに合わせた運用が可能
WowTalkは、コミュニケーションの活性化を目的としたビジネスチャットおよび社内SNSです。直感的な操作性で、誰でもすぐに使いこなせる点が魅力です。
国内拠点からの無料サポートにより、導入から運用まで安心して利用できます。また、充実した管理機能と高度なセキュリティも特徴で、企業ポリシーに合わせた柔軟な設定やコミュニケーション範囲の厳密な管理が可能です。
【WowTalkの費用・料金プラン】
料金プランは3種類あります。
- シンプル: 1IDあたり月額360円。最低契約数は30IDから
- スタンダード: 1IDあたり月額500円。最低契約数は30IDから
- カスタマイズ: 料金は要問い合わせ。最低契約数は1,000IDから
Talk note

【Talk noteの特徴】
- 会話の情報を記録・共有し、チームの知識資産として活用。過去の情報も容易に検索可能
- コミュニケーションデータを分析し、組織の状態をスコア化。問題があれば改善策を提案
- 専任担当が導入から運用まで支援。利用状況のデータ提供も行う
Talk noteは、組織の力を最大化するための情報共有プラットフォームです。会話情報を資産として蓄積・共有し、チームのコミュニケーションを活性化します。組織のコンディションをデータ化して可視化し、スコア低下時には改善アクションを提案。さらに、専任担当者が導入から運用までサポートし、顧客の課題解決に合わせた最適な活用を支援します。
【Talk noteの費用・料金プラン】
料金プランは、初期費用、基本プラン、オプションの3つで構成されています。
- 初期費用: 導入時の初期設定・支援にかかる費用で、契約内容により異なる
- 基本プラン: 月額サービス利用料で、契約内容により異なる
- オプション: サンクス機能、自社オリジナルスタンプなどの機能を追加できる
※最適な料金プランを知りたい方は、見積もりの算出が可能です
社内連絡ツール選定のポイント

社内連絡ツールを選定する際には、以下のようなポイントがあります。
- 使いやすいか
- PCでもスマホでも利用できるか
- 話題が流れていかないか
次からそれぞれについて、具体的に解説していきます。
使いやすいか
社内連絡ツールを選ぶとき、最も重視すべきは「使いやすさ」です。どんなに機能が豊富でも、使いづらければ社内に定着せず、結果として導入効果が得られません。
理想的なのは、直感的に操作できるシンプルなツールです。必要以上に複雑な機能は、かえって使用を妨げてしまう原因になります。シンプルながら必要十分な機能を備えたツールこそ、実際の業務で活用されやすいのです。
選択にあたっては、人気のツールだからといって、すぐに飛びつくのも考えものです。確かに、多くの企業で使われているツールにはそれなりの理由がありますが、それが自社に合っているとは限りません。
また、より高度な業務効率化を目指すなら、ナレッジ共有ツールなど、他のシステムとの連携も検討ポイントになります。この場合も操作が複雑になりすぎないよう注意が必要です。
大切なのは、シンプルで使いやすく、かつ自社のニーズに合ったツールを選ぶことです。
PCでもスマホでも利用できるか
社内連絡ツールを選ぶとき、見逃せないポイントが「マルチデバイス対応」です。PCだけでなく、スマートフォンやタブレットでも使えるツールを選ぶことで、連絡の幅が大きく広がります。
例えば、PCでしか使えないツールの場合、デスクを離れると連絡が取れなくなってしまいます。外出先での急な連絡や、移動中の情報確認といった場面で不便さを感じることになるでしょう。
一方、マルチデバイス対応のツールなら、時間や場所を問わず連絡を取ることができます。電車での移動中でも、打ち合わせの合間でも、必要な情報にすぐアクセス可能です。
特に最近は、テレワークやフレックスタイムなど、柔軟な働き方が増えています。このような状況では、いつでもどこでも連絡できる環境が欠かせません。
社内連絡をよりスムーズにするため、ツール選びでは必ずマルチデバイス対応をチェックしましょう。効率的なコミュニケーション環境を作る重要なステップとなります。
話題が流れていかないか
社内連絡ツールを選ぶ際、情報が流れていかない仕組みが重要です。一般的なチャットツールは便利に見えますが、ビジネス利用には不向きな場合も。なぜなら、情報の種類によって最適な管理方法が異なるからです。
ここで重要なのが、情報における「フロー型」と「ストック型」という考え方。フロー型は一時的な伝達、ストック型は長期保存・参照に適した情報です。LINEのようなツールはフロー型に特化しており、複数の話題が同時進行すると重要な情報が埋もれがち。過去の情報を探し出すのも困難です。
社内連絡においては、フロー型とストック型、両方の情報を効率的に管理できることが重要です。そのため、整理・蓄積機能を持つツールを選ぶ必要があります。
理想的なのは、ビジネスに特化した専用ツールです。話題ごとの整理機能や、過去情報への効率的な検索機能などが備わっています。例えば、スレッド形式で会話を整理したり、Wikiのように情報を構造化して蓄積できるツールが有効です。
ツールを選ぶ際には、情報の種類、整理機能、検索機能、アーカイブ機能を考慮しましょう。単なる便利さだけでなく、情報が「フロー」してしまうのか、「ストック」できるのかが重要です。
自社に合った社内連絡ツールで円滑な連絡体制を整えよう

社内連絡ツールは、現代のビジネスシーンに欠かせないコミュニケーションインフラとなっています。各ツールにはそれぞれ特徴があり、連絡の円滑化、業務効率の向上、コミュニケーションの活性化など、導入によって得られるメリットも多岐にわたります。
社内連絡ツール選びでは、使いやすさやマルチデバイス対応、情報管理機能などを重視しましょう。また、自社の規模や業務スタイル、セキュリティ要件なども考慮に入れる必要があります。
ただし、社内連絡ツールを導入すれば即座に問題が解決するわけではありません。重要なのは、自社の課題やニーズを明確にし、それに合ったツールを選択すること。そして、導入後も使用状況をモニタリングし、必要に応じて運用方法を見直していくことです。
社内連絡ツールをご検討の方には、DocBaseをおすすめします。本記事で紹介した社内連絡ツールとの連携も可能です。直感的に操作でき、無料トライアルで実際の使用感をお試しいただけます。
DocBaseは、社内連絡に活用できる多くの機能と特徴を備えています。
特徴 | 機能・詳細 | メリット |
情報共有の容易さ | 誰でも作成・編集・共有可能/マークダウン、リッチテキスト、ハイブリッドエディター | ファイルサーバーや社内Wikiの代替/チーム全員で利用可能 |
効率的なドキュメント作成 | 同時編集機能/差し込み機能/画像編集機能(矢印、テキスト、モザイク) | 議事録作成やアイデア出しに便利/効率的なドキュメント作成/マニュアルや手順書作成がスムーズ |
柔軟な情報公開範囲設定 | グループ機能で公開範囲限定/メモは複数のグループに公開可能 | 情報を見せる範囲を柔軟に決定/必要に応じて情報共有範囲を調整 |
情報の再利用 | メモの差し込み機能 | 個人の知識がチーム全体の知識に |
検索機能 | キーワード、グループ、タグなど/PDFやExcel添付ファイル内も検索 | 必要な情報に素早くアクセス |
モバイル対応 | スマートフォンやタブレットから閲覧・編集可能 | 移動時間や現場でも気軽に情報共有 |
テンプレート機能 | 日報や議事録などのフォーマットを登録 | 毎回同じ形式でドキュメントを作成する手間を削減 |
コミュニケーションの促進 | コメント機能(マークダウン記法対応)/グッジョブ機能/メンション通知 | スムーズな情報共有とフィードバック/手軽に気持ちを伝える/特定の相手に通知 |
情報セキュリティ | シングルサインオン/2段階認証/アクセス制限機能/操作履歴の保存/通信と投稿情報の暗号化 | IDとパスワードの漏えいリスクを低減/社内ネットワークからのアクセスのみに限定/問題発生時の調査に役立つ/情報漏えいのリスク軽減 |