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社内FAQの重要性とおすすめツール13選!導入方法と作り方も解説

社内FAQは単なる質問集ではなく、組織の知恵を集約して、全従業員がアクセスできる共通の知識基盤です。適切に構築・運用されれば、業務効率の向上、問い合わせ対応の迅速化、新人教育の強化、そして貴重なナレッジの蓄積といった多面的な効果をもたらします。

効率的な情報共有と問題解決の中心的役割を担うのが、社内FAQです。社内FAQの構築は、組織の知的資産を活性化させる重要な一歩。本記事では、各企業のニーズに合わせた13のツールを厳選のうえ紹介します。さらに、社内FAQ導入のメリット、社内FAQツール導入時の注意点、効果的な運用のコツなど、総合的に詳しく解説します。

【この記事を読んでわかること】

  • 社内FAQとは、従業員向けの「よくある質問」と回答を整理したもの
  • 業務負担の軽減、スムーズな対応、スピーディーな新人教育、ナレッジの蓄積などのメリットがある
  • 社内FAQはツールを利用すると効率化しやすい
  • 導入がうまくいかない原因には、浸透していない、間違いが多い、検索しにくいなどが挙げられる

社内FAQとは?

社内FAQは、Frequently Asked Questions(よくある質問)を体系的に整理したツールです。従業員向けに特化した社内FAQは、組織全体の効率を高める強力な武器となります。

導入のメリットは、問い合わせ対応部門だけでなく、質問する従業員にも、もたらされます。例えば、新入社員が業務の疑問をすぐに解決できたり、ベテラン社員が複雑な手順を再確認できたりといったケースです。こうして個々の生産性が向上し、組織全体のパフォーマンスが高まります。

社内FAQは、すべての従業員が組織の知識にアクセスできるナレッジの源となります。この共有されたナレッジが、より効率的で協力的な職場環境を育みます。

社内FAQを導入するとどんなメリットがあるのか?

社内FAQの導入は、業務効率化を後押しします。社内向けでは、頻繁に発生する質問への迅速な回答が可能になり、時間と労力を節約できます。一方、顧客対応では、コールセンターなどで統一された正確な情報を提供できるようになり、対応の質が高まることで、顧客満足度アップにつながります。

さらに、社内FAQは新人教育のツールとしても活用でき、知識の共有と継承を促進します。組織全体の生産性と顧客サービスの向上に貢献する、まさに一石二鳥の解決策となるのが社内FAQです。

ここではメリットについて、以下の視点から具体的に紹介していきます。

  • 業務負担が軽減される
  • 問い合わせや顧客対応がスムーズ
  • 新人教育がスピーディーに行える
  • ナレッジが蓄積されていく

業務負担が軽減される

社内FAQの導入は、従業員のエンパワーメントを促進します。各個人が自ら問題解決できるようになることで、自信と自立性が高まります。これは単なる効率化以上の価値をもたらします。

特にバックオフィス部門への影響が大きく、情報システムや経理など、全社からの問い合わせが集中する部門の負担が大幅に軽減されます。例えば、給与明細の見方や休暇申請の手順といった定型的な質問がFAQで解決されれば、担当者はより創造的な業務や戦略的な業務に集中できます。

この変化は、組織全体の生産性向上につながります。問い合わせ対応に費やされていた時間が、付加価値の高い業務に振り向けられることで、企業の競争力が高まるのです。

問い合わせや顧客対応がスムーズ

社内FAQを導入すると、問い合わせ対応の効率化も実現します。同じ質問への繰り返しの回答が不要となり、貴重な人的資源を有効活用できるようになります。

しかし、その効果はさらに広範囲に及び、例えば顧客対応の品質向上にもつながります。社内FAQを通じて必要な情報にスピーディーにアクセスできれば、顧客の質問への回答も迅速かつ正確になります。これは顧客満足度の向上に直結します。

さらに、社内FAQは組織の知識基盤を強化します。散在していた情報が整理され、誰もがアクセス可能になることで、組織全体の知識レベルが底上げされます。これは長期的に見て、企業の競争力強化につながる重要な要素となります。

新人教育がスピーディーに行える

社内FAQは、新入社員にいち早く職場に慣れてもらう際にも役立ちます。研修で分からないことがある際の常時参照可能な辞書的な役割として社内FAQが機能し、研修での学びを加速させます。

例えば、業務システムの操作方法や社内規則の詳細など、通常は先輩社員に都度確認が必要な事項も、社内FAQで即座に解決できます。これにより、新人の自立を促進し、先輩社員の負担も軽減します。

さらに、社内FAQは「学び続ける組織文化」の醸成に寄与するツールです。社員が自ら学び、成長する姿勢を持つことで、組織全体の適応力と革新性が高まっていきます。

ナレッジが蓄積されていく

社内FAQは、組織の知的資産を保護して、さらに継承するツールです。ベテラン社員の長年の経験や、部門固有のノウハウなど、共有・活用が難しい暗黙知を社内FAQとして蓄積することで、貴重な知識の散失を防ぎます。

例えば、特定の顧客対応のコツや、複雑な業務プロセスの裏技など、通常は個人に帰属しがちな知識も、社内FAQを通じて組織全体の財産となります。これにより、人材が流動してしまっても、組織の基盤を安定的に維持できます。

さらに、社内FAQには組織のこれまでの出来事が反映されていることから、過去の経験や教訓を未来に伝えます。これは、組織の学習能力を高め、同じ失敗を繰り返さない賢い組織づくりに貢献します。

社内FAQにはツールを使うのがおすすめ!

社内FAQをこれから構築するのであれば、デジタルツールの活用が不可欠です。紙ベースの管理では、情報の更新や検索に時間がかかり、効率性が損なわれます。また、古い情報が残存するリスクも高くなります。

デジタル化された社内FAQツールは、これらの課題を解決します。例えば、クラウドベースの社内FAQシステムでは、リアルタイムでの情報更新が可能となり、常に最新の情報にアクセスできます。また、優れた検索機能により、必要な情報を瞬時に見つけ出すことができます。

さらに、デジタルツールは、使用状況の分析も可能にするため、よく参照される項目や逆に利用の少ない項目を特定することで、社内FAQの質を継続的に改善できます。このようにデジタル化は、社内FAQを進化し続ける知識基盤へと変化させていきます。

社内FAQツールを使うメリットとは?

効果的な社内FAQツールは、使いやすさと問題解決力を兼ね備えています。理想的な社内FAQツールには、以下の特徴があります。

まず、アクセスの容易さです。クラウドベースで24時間利用可能なシステムは、時間や場所の制約を受けず問題解決を可能にします。

次に、優れた検索機能です。キーワード検索や関連FAQの提案機能により、ユーザーは必要な情報に迅速にたどり着けます。

最後に、明確で実用的な回答の提供です。専門用語を避け、具体的な手順を示すことで、ユーザーは容易に問題を解決できます。

このような特徴を持つ社内FAQツールは、従業員の自立を促進し、組織全体の問題解決能力を高めてくれる可能性があります。

社内FAQツール導入のデメリットは?

社内FAQツールの導入には慎重な検討が必要です。導入コストと運用の難しさが課題として挙げられます。

導入コストには、社内FAQツール自体の費用だけでなく、システム環境の整備や運用人員の確保も含まれます。これらのコストが予想以上に膨らむ可能性があります。

また、導入したものの、社内FAQの継続的な更新や利用促進策が不十分であると、せっかくの社内FAQツールが有効活用されない事態に陥ります。

これらの課題を克服するには、段階的な導入と明確な運用計画が鍵となります。まずは小規模な試験運用から始め、効果を確認しながら徐々に拡大していく方法が有効です。また、社内FAQの更新責任者を明確にし、定期的な見直しの仕組みを構築することで、利用価値を継続的に作り出すことが可能となります。

社内FAQツール導入がうまくいかない原因

社内FAQツールの導入が失敗する主な原因は、運用体制の不備にあります。せっかく有用な社内FAQツールを導入しても、その存在や使い方が知られていなければ意味がありません。導入を成功させるには、継続的な更新、全社的な周知、使いやすさの確保が重要です。

ここでは以下の点について具体的に紹介します。

  • 社内でFAQツールが浸透していない
  • 情報に間違いや抜けもれが多い
  • 欲しい情報を見つけにくい

社内でFAQツールが浸透していない

社内FAQツールの導入の成功は、その浸透度にかかっています。単に存在するだけでは不十分で、全社員がその価値を理解し、積極的に活用する環境が必要です。

効果的な浸透策として、社内FAQの利用を日常業務に組み込むことが挙げられます。例えば、新規プロジェクト開始時に社内FAQを参照する習慣づけや、部門会議で社内FAQ更新状況を共有するなどの取り組みが有効です。

また、ユーザーフィードバックを重視することも重要です。利用頻度の高いトピックや、要望の多い情報を優先的に追加・更新することで、社内FAQの実用性が高まります。さらに、定期的なアンケートやインタビューを通じて、社内FAQの改善点を把握し、継続的に進化させることが、長期的な浸透につながります。

情報に間違いや抜けもれが多い

社内FAQの質は、その有用性を左右する重要な要素です。情報の正確性と網羅性が不十分であると、社内FAQの信頼性が低下し、利用率の低下を招きます。

品質向上の第一歩として、定期的な内容レビューが必要です。各部門の専門家によるチェックを実施し、最新の情報や手順が反映されているか確認します。また、ユーザーからの問い合わせ内容を分析し、頻出する質問や解決できなかった事例を社内FAQに反映することで、実用性を高められます。

さらに、社内FAQの構造化も重要です。関連する情報をリンクさせたり、段階的な説明を提供したりすることで、ユーザーが必要な情報を容易に見つけられるようになります。これらの取り組みにより、社内FAQは問題解決に役立つツールとなることができます。

欲しい情報を見つけにくい

効果的な社内FAQは、必要な情報へのアクセスが容易であることが不可欠です。情報が存在しても見つけられない、あるいは必要な情報が欠如している状況では、社内FAQの価値が大きく損なわれます。

この課題を解決するには、まず優れた検索機能の実装が重要です。キーワード検索の精度向上や、関連情報のサジェスト機能の追加により、ユーザーが求める情報に迅速にアクセスできるようになります。

また、直感的なカテゴリー分類も効果的です。業務プロセスに沿った分類や、頻繁に参照される項目のハイライトなど、ユーザー視点での構成が求められます。

さらに、定期的な内容の見直しと更新のプロセスを確立することが重要です。ユーザーフィードバックを積極的に収集し、不足している情報を特定・追加することで、社内FAQの網羅性と有用性を継続的に高めることができます。

社内FAQツールを使うステップ①準備

従業員がスムーズに社内FAQツールを使い始め、情報検索の効率化、業務効率向上を実現するためには、社内FAQツールの準備にも力を入れましょう。ここでは準備で取り組むべき以下の点について紹介します。

  • まずはどの社内FAQツールを使うかを決める
  • 自社にとって必要な機能はあるか?
  • 誰でも使いやすいか?
  • 他の社内FAQツールとの連携は取れるのか?

まずはどの社内FAQツールを使うかを決める

社内FAQ構築の第一歩は、適切な社内FAQツール選びからはじまります。選択肢は多岐にわたりますが、自社のニーズに合わせて慎重に選定することが重要です。

表計算ソフトは、簡易的な社内FAQ管理に適しています。ExcelやGoogleスプレッドシートを活用すれば、低コストで迅速に導入できます。ただし、検索機能の制限や、大規模な社内FAQ管理には不向きな点に注意が必要です。

ウェブベースの社内FAQページは、より高度な機能を提供します。キーワード検索やカテゴリ分類により、情報アクセスが容易になります。しかし、HTML等の技術知識が必要となる場合があるので注意が必要です。

最新のトレンドとしては、AIチャットボットの活用があります。即時応答や24時間対応が可能ですが、精度向上には継続的なデータ蓄積が不可欠です。

各社内FAQツールの特性を理解し、組織の規模や目的に合わせて最適な選択をすることが、効果的な社内FAQ運用の鍵となります。

自社にとって必要な機能はあるか?

社内FAQツールの選定では、機能の豊富さよりも、実用性と使いやすさを重視することが大切です。過剰な機能は、かえって操作を複雑にし、効率低下を招く可能性があります。

理想的な社内FAQツールは、必要最小限の機能を備えつつ、直感的な操作が可能なものです。例えば、シンプルな投稿機能、効率的な検索システム、明確なカテゴリ分類などが基本的な要素となります。

また、将来的な拡張性も考慮に入れるべきです。組織の成長に伴い、社内FAQの規模や複雑さが増すことを想定して、柔軟にスケールアップできる社内FAQツールを選ぶことが賢明です。

具体的な選定プロセスとしては、まず自社の現状と将来のニーズを明確化し、それに基づいて必要な機能をリストアップします。そして、複数の社内FAQツールを比較検討し、実際に試用期間を設けて評価することをおすすめします。

誰でも使いやすいか?

社内FAQツールの導入を成功させるには、その使いやすさが重要です。ITに精通していない社員でも容易に操作できるインターフェースが不可欠です。

優れた社内FAQツールは、直感的なナビゲーションと明快な情報構造を備えています。例えば、大きく見やすいボタン、論理的なカテゴリ分類、シンプルな検索バーなどです。

また、モバイル対応も重要な要素です。スマートフォンやタブレットからのアクセスを考慮し、レスポンシブデザインを採用したツールを選ぶとよいでしょう。

さらに、リモートワークの普及を踏まえ、外部からのアクセスのしやすさも考慮に入れましょう。セキュリティを確保しつつ、VPNなしでアクセス可能なクラウドベースのソリューションが理想的です。

社内FAQツール選定時には、無料トライアル期間を活用し、実際の使用感を確認することをおすすめします。社員からのフィードバックを収集し、使いやすさを多角的に評価することが、最適な社内FAQツール選びにつながります。

他の社内FAQツールとの連携は取れるのか?

社内FAQツールは、他のビジネスツールと連携させることでより多くのメリットを生みます。既存のシステムやワークフローに統合できる社内FAQツールを選ぶことで、業務効率が飛躍的に向上します。

例えば、Slackなどのコミュニケーションツールとの連携は特に有効です。チャット上でのQ&Aを自動的に社内FAQに反映させることで、知識の蓄積と共有が効率化されます。さらに、CRMシステムとの連携により、顧客対応に関する情報を社内FAQに反映させ、サービス品質の向上にも寄与します。

また、社内の文書管理システムやプロジェクト管理ツールとの連携も重要です。これにより、プロジェクト固有の知識や事例を社内FAQに統合し、組織全体の知識基盤を強化できます。

社内FAQツール選定時には、APIの提供状況や他システムとの互換性を必ず確認しましょう。将来的な拡張性を考慮し、柔軟な連携が可能な社内FAQツールを選ぶことで、長期的な投資効果を最大化できます。

社内FAQツールを使うステップ②運用

社内FAQツールを運用する上で最も重要なのは、「常に最新の情報に保ち、従業員が使いやすい状態を維持すること」 です。そのために必要な施策について以下の点から紹介します。

  • 社内FAQを整備し徐々にコンテンツを増やす
  • 社内に浸透しやすいようにルールを設ける
  • 定期的な見直しと更新を行う

社内FAQを整備し徐々にコンテンツを増やす

社内FAQの構築は、完璧を目指すのではなく、段階的なアプローチが効果的です。まずは手元にある情報から始め、徐々にコンテンツを拡充していきましょう。

例えば、既存の業務マニュアルを社内FAQ形式に再構成することから始められます。各項目に簡潔な説明文を付けて、詳細は元のマニュアルへリンクする方法が有効です。これにより、ユーザーは必要な情報に迅速にアクセスできます。

また、新たな問い合わせが発生した際は、即座に社内FAQに反映させる仕組みを整えましょう。担当部署が回答と同時に社内FAQを更新する習慣を作ることで、常に最新の情報が蓄積されていきます。

さらに、検索ログの分析も重要です。頻繁に検索されるものの、適切な回答がない項目を優先的に社内FAQに追加することで、ユーザーニーズに応じたコンテンツ拡充が可能になります。

社内に浸透しやすいようにルールを設ける

社内FAQの効果的な導入にはその浸透度が重要であり、明確なルール設定と周知が不可欠です。

まず、社内FAQツールの可視性を高めることから始めましょう。社内ポータルサイトのトップページに目立つリンクを配置したり、定期的なメールアナウンスを行ったりすることで、社内FAQツールの存在を継続的にアピールします。

次に、具体的な利用ルールを策定します。例えば、「問い合わせの前に社内FAQを必ず確認する」「社内FAQで解決できなかった問題は、解決後に社内FAQに追加する」といったガイドラインを設けます。

さらに、部門リーダーや管理職が社内FAQの活用を率先して行い、その有用性を実践的に示すことも効果的です。マネジメント層の行動が模範となり、組織全体への浸透を加速させます。

最後に、社内FAQの利用状況を定期的に報告し、その効果を可視化することで、継続的な活用を促進します。数値で示される効果は、社内FAQの重要性を再認識させる強力な動機付けとなります。

定期的な見直しと更新を行う

社内FAQの価値は、その鮮度と正確性にあります。定期的な見直しと更新は、社内FAQの有用性を維持する上で不可欠です。

まず、月次や四半期ごとの定期レビューを設定しましょう。この際、各部門の代表者が参加し、自身の部門に関連する社内FAQの内容を精査します。陳腐化した情報や不正確な記述を特定し、即座に修正することで、社内FAQの信頼性を保ちます。

また、重複する社内FAQの統合も重要です。類似の質問を一つにまとめることで、情報の一貫性が向上し、ユーザーの検索効率も高まります。

さらに、アクセスログの分析を活用しましょう。頻繁に参照される社内FAQは、より詳細な情報を追加したり、関連するトピックへのリンクを充実させたりすることで、ユーザー体験を向上させます。

最後に、定期的なユーザーフィードバックの収集も忘れずに。社内FAQの使いやすさや内容の満足度を直接聞くことで、継続的な改善につなげることができます。

これらの取り組みにより、常に鮮度と品質の高い社内FAQを維持し、組織全体の知識基盤として機能し続けることが可能になります。

社内FAQおすすめツール13選

組織の規模や目的によって、社内FAQ用ツールの選択は異なります。ここでは13の社内FAQツールをご紹介します。自社に合った社内FAQツールを検討してみてください。

  • DocBase
  • Zendesk
  • Qast
  • Helpfeel
  • ALPHA SCOPE
  • FastAnswer2
  • NotePM
  • TRUE TELLER
  • ヘルプデスクの達人
  • sAI Search
  • ナレッジリング
  • PKSHA FAQ
  • Kintone
  • ふれあいコンシェルジュ

DocBase

【DocBaseの特徴】

  • マークダウンとリッチテキストに対応したハイブリッドエディターにより、デジタルツールに不慣れな人でも簡単に社内FAQを作成
  • キーワード、タグ、添付ファイル内容まで含めた広範囲の検索が可能
  • チャットツールとの連携やマルチデバイス対応により、いつでもどこからでも最新の社内FAQにアクセス
  • 2段階認証、IPアドレス制限、データの暗号化など、多層的なセキュリティ機能で情報を保護

DocBaseは、社内FAQツールとしておすすめです。マークダウンとリッチテキストに対応した直感的なエディターで、誰でも簡単に社内FAQを作成できます。画像への注釈機能や、テンプレート機能を活用すれば、視覚的にも分かりやすい社内FAQが作成可能です。

検索機能も充実しており、キーワードやタグ、添付ファイル内まで検索できるため、必要な情報を迅速に見つけられます。さらに、チャットツールとの連携やマルチデバイス対応により、いつでもどこでも最新の社内FAQにアクセスできます。

セキュリティ面も万全で、2段階認証やIPアドレス制限などの機能を備えています。DocBaseを活用することで、情報の一元化と共有が促進され、質問対応の効率化につながります。社内の知識基盤を構築し、業務効率を大幅に向上させる強力なツールといえるでしょう。

【DocBaseの料金プラン】

無料トライアル スターター ベーシック レギュラー ビジネス
料金 0円 990円/月 4,950円/月 9,900円/月 21,450円/月
ユーザー数 無制限 3人 10人 30人 100人
ストレージ 無制限 3GB 10GB 30GB 100GB

【公式URL】

https://docbase.io

Zendesk

Zendeskの特徴】

  • 10万社以上が導入
  • 問い合わせ管理、社内FAQ、チャットボットなど必要な機能を一つのパッケージに
  • 問い合わせの緊急度を可視化

Zendeskは、世界10万社以上が導入する包括的なツールです。問い合わせ管理、社内FAQ、チャットボット、CTIなど、必要な機能を一つのパッケージで網羅しています。チケットやトリガーを駆使した問い合わせの緊急度を可視化するシステムにより、迅速な問題解決が実現し、顧客満足度の向上につながります。多様な機能を統合し、サポート業務を最適化する強力なツールといえるでしょう。

Zendeskの料金プラン】

Suite Team Suite Growth Suite Professional Suite Enterprise
料金(1人分/月額) $55 $89 $115 要問い合わせ

【公式URL】

https://www.zendesk.co.jp

Qast

top

【Qastの特徴】

  • Q&A形式、タグ付けとカテゴリ分けで情報を整理しやすい
  • Slack連携でさらに利用が便利に
  • ナレッジコンサルタントからのサポートあり

Qastは、Q&Aを主軸としたナレッジ共有ツールで、社内Wiki機能も搭載されています。情報・文書を一か所に集約するだけでなく、Q&A方式でナレッジを蓄積していくことで、不明だった点が明快になります。また、高度な検索性を持っており、欲しい情報に迅速にアクセス可能です。

加えて、ナレッジコンサルタントが導入時からサポートに入ってくれるため、導入~浸透までが軌道に乗りやすい点も特徴です。自社だけでの導入が不安、サポートが手厚い方が良いという場合に適しています。

【Qastの料金プラン】

  • 要相談

【公式URL】

top

Helpfeel

Helpfeelの特徴】

  • AIと特許技術を活用した高度な検索機能
  • 多様な表現や入力ミスに対応する柔軟性
  • 問い合わせ削減と顧客満足度向上を同時に実現

Helpfeelは、300サイト以上の導入実績を持つ、AI技術を活用した高性能なFAQシステムです。検索窓にテキストを入力すると質問文の候補がサジェスト表示され、曖昧検索にも対応しています。独自の特許技術「意図予測検索」により、言葉の違いだけでなく、漢字とひらがなの表記の違い、送り仮名の違い、スペルミス、さらには感情的・抽象的な表現にも対応し、ユーザーの意図を正確に把握して適切な回答を提供します。

Helpfeelの料金プラン】

  • 要問合せ

【公式URL】

https://www.helpfeel.com

ALPHA SCOPE

ALPHA SCOPEの特徴】

  • ユーザー向けとオペレーター向けの2種類のFAQシステムを提供
  • 社内外のナレッジを一元管理し、情報更新のもれを防止
  • トラブルシューティング機能による最適な回答表示と自己解決率向上

ALPHA SCOPEは、顧客サポートに必要なナレッジを一元管理するFAQシステムです。社内FAQ、トラブルシューティング、ドキュメントの作成からメンテナンスまでをカバーし、ユーザー向けとオペレーター向けの2種類のFAQシステムを提供します。豊富な検索機能や表示方法により、顧客の自己解決率向上とオペレーターの迅速な回答検索を実現し、顧客満足度と業務効率の向上を同時に達成します。

ALPHA SCOPEの料金プラン】

  • 要相談

【公式URL】

https://www.a-scope.com

FastAnswer2

FastAnswer2の特徴】

  • コールセンターオペレーター向けの機能が充実
  • 既存文書からのクローリングによるコンテンツ自動作成機能
  • 多様な絞り込み検索機能(検索タグ、ナレッジの種類、テーマ)

FastAnswer2は、コールセンターでの利用に特化したFAQナレッジシステムです。オペレーター向けの機能が充実しており、社内FAQとしての利用実績も豊富です。既存文書からのクローリングによるコンテンツ自動作成機能や、検索タグ、ナレッジの種類、テーマでの絞り込み検索機能など、多彩な機能を備えています。これにより、効率的な情報管理と迅速な問題解決を実現し、顧客満足度の向上とオペレーターの業務効率化を同時に達成します。

FastAnswer2の料金プラン】

料金は要相談

プラン ユーザー向けFAQ ユーザー向けFAQチャットボット オペレーター向けFAQ
説明 ユーザーが参照する企業サイトのFAQを導入するプランです。 ユーザー向けFAQとチャットボットを導入するプランです。 コールセンターのオペレーターが参照するFAQを導入するプランです。

【公式URL】

https://fastseries.jp/product/faq/fastanswer2

NotePM

【NotePMの特徴】

  • カジュアルに扱える操作性と見やすいデザイン性
  • 社内報作成以外にもマニュアル作成やレポート作成機能を搭載
  • 動画共有や検索機能など高い情報集約・整理能力を持つ

NotePMは、社内情報を強力に集約・整理できる社内FAQツールです。検索機能や編集履歴の自動保存機能、フォルダ分け・タグ付け機能が搭載されており、情報を綿密に管理したい場合に適しています。

一方で操作感はカジュアルかつ見やすく設計されており、初めてツールに触る人でも操作のハードルは低く押さえられています。「いいね」などのリアクション機能も充実しており、使っていて楽しいという感触を覚えやすい点も魅力です。

【NotePMの料金プラン】

8プラン 15プラン 25プラン 50プラン 100プラン 200~3,000プラン
料金 4,800円/月 9,000円/月 15,000円/月 30,000円/月 60,000円/月 プランの数×6,000円/月
ユーザー数 8人まで 15人 25人 50人 100人 プランの数=人数
ストレージ 80GB 150GB 250GB 500GB 1TB プランの数÷100TB
閲覧ユーザー数 利用ユーザー数の3倍の人数までは閲覧無料

【公式URL】

https://notepm.jp

TRUE TELLER

TRUE TELLERの特徴】

  • 高度なテキストマイニング技術による精度の高い検索機能
  • 表現の揺らぎを考慮した柔軟な情報抽出能力
  • FAQの利用状況や検索ログの分析結果を可視化する機能

TRUE TELLERは、高度なテキストマイニング技術を活用したFAQナレッジシステムです。大量のテキストデータを分析しているので目的に応じた情報を抽出する能力を持ち、微妙な表現の揺らぎも考慮した精度の高い検索が可能で、必要なFAQを素早く的確に抽出できます。さらに、社内FAQの利用状況や検索ログなどを基にさまざまな分析を行い、結果を分かりやすく可視化する機能も備えています。効率的な情報管理と迅速な問題解決を実現します。

TRUE TELLERの料金プラン】

  • 要相談

【公式URL】

http://www.trueteller.net/knowledge/faq.html

ヘルプデスクの達人

ヘルプデスクの達人の特徴】

  • 問い合わせ対応情報の一元管理と参照機能
  • タグによる効率的な情報分類と検索機能
  • ナレッジの一部を顧客向けサイトに公開可能

ヘルプデスクの達人は、問い合わせ対応に必要な情報を一元管理するナレッジ管理システムです。オペレーターは情報を参照しながら顧客対応が可能で、タグによる社内FAQの分類機能により、探している情報を効率的に絞り込めます。具体的な検索キーワードがなくても、数回のクリックで簡単に検索結果に到達できる使いやすさが特徴です。さらに、ナレッジベースに蓄積された情報の一部を顧客向けサイトに公開する機能も備えており、顧客の自己解決を促進します。

ヘルプデスクの達人の料金プラン】

プラン エントリー スタンダード プレミアム
年契約(1人分) 2,000円/月
基本料金 0円/月
3,000円/月
基本料金 40,000円/月
4,000円/月
基本料金 80,000円/月
月契約(1人分) 2,600円/月
基本料金 0円/月
3,900円/月
基本料金 52,000円/月
5,200円/月
基本料金 104,000円/月

【公式URL】

sAI Search

sAI Searchの特徴】

  • チャットボット機能(sAI Chat)との連携
  • リアルタイムな回答候補表示と検索結果更新
  • 既存データを活用した事前AI学習による高精度な検索

sAI Searchは、AI搭載のFAQ検索システムで、チャットボット機能も提供しています。検索窓にテキストを入力すると、回答候補が瞬時に表示され、リアルタイムに検索結果が更新される快適な操作性が特徴です。また、大量の学習データを必要とせず、既存の辞書やデータを活用してAIを事前学習させることで、高い検索精度を実現します。これにより、導入後すぐに効果的な運用が可能となり、ユーザーの情報アクセスを大幅に改善します。

sAI Searchの料金プラン】

料金は要問合せ

プラン Starterプラン Standardプラン DXプラン
説明 スモールスタートで始めたい しっかり分析・改善を行いたい 自社に最適な形で問い合わせ改善したい

【公式URL】

https://saichat.jp/saisearch

ナレッジリング

ナレッジリングの特徴】

  • ユーザー間のQ&A機能によるナレッジ共有の促進
  • キーワード分析機能を活用した情報管理の最適化
  • 直感的な操作性による幅広いユーザーの利用促進

ナレッジリングは、ユーザー間のQ&A機能やキーワード分析機能を備えたクラウド型ナレッジ共有サービスです。一つの画面で記事や社内FAQの登録から公開までを行うことができ、PCスキルが高くない人でも簡単に操作できるよう設計されています。組織内の知識や情報を効率的に共有・管理し、業務効率の向上や問題解決の迅速化を実現します。また、クラウドベースのシステムであるため、場所や時間を問わずアクセスが可能で、リモートワークなど柔軟な働き方にも対応しています。

ナレッジリングの料金プラン】

プラン ベーシックプラン アドバンスプラン エンタープライズプラン(大量プラン) 公開FAQプラン(公開FAQ作成専用)
月額 9,800円/月 + 120円×ユーザー数 20,000円/月 + 150円×ユーザー数 50,000円/月~ 50,000円/月~
初期費用 98,000円 120,000円 150,000円~ 150,000円~

【公式URL】

https://faq-system.com

PKSHA FAQ

PKSHA FAQの特徴】

  • Q&Aコミュニティ運営経験を生かした多機能なFAQシステム
  • テンプレート回答作成支援やサジェスト検索機能
  • 対話形式で簡単に作成できる回答絞り込み型FAQ

PKSHA FAQは、Q&Aコミュニティサイトの運営経験を生かして開発された多機能なFAQシステムで、800社以上の導入実績を持ちます。社内FAQ利用にも適しており、テンプレートによる回答作成支援やサジェスト検索、注目のキーワード設定などの機能を備えています。対話形式のFAQ作成機能が特徴的で、質問に順を追って答えていくことで回答を絞り込むことができ、ユーザーにとって直感的で使いやすいFAQを簡単に作成できます。これにより、効率的な情報提供と問題解決が可能になります。

PKSHA FAQの料金プラン】

  • 要問合せ

【公式URL】

https://aisaas.pkshatech.com/faq

Kintone

kintoneの特徴】

  • ノーコードで開発が可能
  • アクセス権限設定により、特定ユーザーのみが閲覧・編集可能なFAQを作成
  • 200種類以上のプラグイン・連携サービスを公開

kintoneは、プログラミング知識不要のノーコードツールで、社内FAQツールとしても効果的です。柔軟なデータベース構築、簡単な操作性、チームでの情報共有機能が特徴です。さらに、アクセス権限設定により特定ユーザーのみが閲覧・編集可能なFAQを作成でき、API連携で他システムとの連携も可能です。これらの特徴により、ITスキルに自信がない担当者でも容易にFAQを作成・編集でき、常に最新の情報を共有することができます。

kintoneの料金プラン】

ライトコース スタンダードコース ワイドコース
料金(月額/1人あたり) 1,000円 1,800円 3,000円

【公式URL】

https://kintone.cybozu.co.jp

ふれあいコンシェルジュ

ふれあいコンシェルジュの特徴】

  • AI技術を活用した最適回答候補のランキング表示
  • 膨大なデータ学習不要で導入が容易
  • 社内外の問い合わせに対応可能な柔軟性

ふれあいコンシェルジュは、AI搭載型のFAQツールで、ユーザーが知りたい内容を入力するだけで、AIが最適な回答候補をランキング形式で複数提示します。ユーザーは効率的に自己解決できます。このAIシステムは膨大な量のデータ学習を必要としない点が特徴で、既存のFAQデータを基に組織特有の用語や問い合わせパターンを学習し、精度の高い回答を提供します。社内外の問い合わせ対応を効率化し、ユーザーの満足度向上と業務負荷の軽減を同時に実現します。

ふれあいコンシェルジュの料金プラン】

月額利用料 18万円 ~

【公式URL】

https://www.furecon.jp

社内FAQツールを使って業務効率と生産性をアップしよう!

組織の知識を集約し共有するのが社内FAQツールです。適切に導入・運用することで、業務効率の向上、問い合わせ対応の迅速化、新人教育の加速、そしてナレッジの蓄積という多面的な効果が期待できます。効果的な導入には、適切な社内FAQツールの選択と運用ルールの設定が鍵となります。段階的なアプローチで内容を充実させ、定期的な見直しと更新を行うことで、社内FAQの価値を最大化できます。社内FAQは単なる質問集ではなく、組織の成長と効率化を支える重要な基盤となりえるのです。

最後に、社内FAQツールとしておすすめのDocBaseをご紹介します。DocBaseは、シンプルなUIと充実した機能で、効率的な情報共有を実現します。マークダウン対応の直感的な編集機能、強力な検索機能、グループごとのアクセス権限設定など、使いやすさと安全性を両立しています。コメント機能やバージョン管理機能により、FAQの継続的な改善も容易です。多くの企業が「情報の一元化」「マニュアル化」「ナレッジベース」として活用し、業務効率の大幅な向上を実現しています。社内FAQの構築と運用に悩んでいる方は、ぜひDocBaseの導入をご検討ください。

監修

DocBase編集部
DocBase編集部

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