サイバード様の事業内容について教えてください。

大西さん:主にゲーム事業とコンテンツ事業の2つを展開しているのですが、私はゲーム事業の複数のタイトルを運営しています。RPGのゲームや「BFB Champions」というサッカーのチーム育成ゲーム、「イケメンシリーズ」などの女性向け恋愛ゲームがあります。その中で私は主に女性向け恋愛ゲームを担当しています。恋愛ゲームだけでも十数タイトル運用していまして、全タイトルを横断的な技術面での課題解決をするチームに所属しています。

中村さん:私は特定の事業専門ではなく、先ほど言っていたゲーム・コンテンツ事業や社内システムのインフラ全般を見ています。

DocBaseを導入した理由を教えてください。

大西さん:弊社は事業部が複数あって、その事業部間でのエンジニアの情報共有ができていなかったんです。隣のチームがどんな開発をしているかわからない状態で、それをどうにかしたいと思っていました。以前からドキュメント共有サービスがあるのは知っていたので、まずは興味がある人だけで小さく始めようと思いまして、協力してくれる人探しから始めたんです。弊社には「ナクハナイ」という、社内ハッカソンで作ったシステムがあります。「◯月◯日にバーベキューしよう」や「今日飲みにいきませんか」というようなトピックを作って、匿名で社内の人を募集できるシステムです。そこで「情報共有サービス一緒に始めてくれるエンジニア募集」というトピックを立てて集まった6人でDocBaseを使い始めたんです。

他のサービスも検討したんですけど、DocBaseに決めた理由は料金体系ですね。うちは人数が多くて人数課金だときついので、無制限に入れられるのがいいと思いまして(※2016年7月1日以前はスタンダードプラン以上が人数無制限でした)。

中村さん:私はDocBaseを使う前は別のツールを使っていたんですが、誰が自分の記事を見たかとかわからなかったりとか、いいねが押せなかったりとか、細かいところが使いにくかったです。DocBaseは誰が見たのかわかりますし気軽にグッジョブできたりとか、コミュニケーションの活性化ができるのでいいと思いますね。

DocBaseをどのように利用されているか教えてください。

大西さん:メンバーは48人のうち、ほとんどがエンジニアなんですが、実は2〜3人エンジニアじゃないメンバーがいます。エンジニアでDocBaseを使っているという話をしていたら、他の職種でも検討したいからアカウントだけ作ってほしいという依頼があって、メンバーに追加しました。先日、MUGENUPさんのインタビューでエンジニア以外のクリエイターも使っているということを拝見して、じゃあ他の部署でも使おうか、という話になっているところです。

使い方としては、8〜9割は日報です。日報のテンプレートを作って書いてもらっているんですけど、一番盛り上がるのが「困ったこと」の共有ですね。エンジニアの困ったことなので、ここでハマってるとかプログラム的なことが多いんですが、「俺ちょっとだけ知ってるんであとで教えに行きますよ」とかコメントがついたりして。たまにTipsとか書いてるメンバーもいますが、ほとんど日報です。

まだ使い方としては足りないと思っているので、積極的に使ってもらうために、いいねとか意見を寄せたりとか、承認欲求を満たせるような感じで展開していければいいかなと思っています。

組織への導入時に工夫したことや効果的な使い方があれば教えてください。

大西さん:継続的に書くというのができないとなかなか続けていけないなと思っているので、そのためにまずは日報という形で毎日書いてもらうことにしました。普段はコミュニケーションをとらないような、ちょっとしたことにもコメントして、盛り上げていくことは意識していました。

日報で新しい情報を発信することは当然効果的な使い方かなとは思いますが、やっぱり困っていることとかハマってしまっていることを気軽に吐き出せる場所があるというのは非常に効果的だと思います。あと、勉強会に行ったときなどのメモを残したりできると、勉強会へ行っていない人へのアウトプットになるのではないかなと思っています。

DocBaseを導入することで組織に起きた変化があれば教えてください。

大西さん:DocBaseを導入して時間が経ったので一度我々のほうでも社内のエンジニアにヒアリングをしていたんです。あるチームでは、DocBaseを使う以前にも日報を書いていたのですが、そちらを完全にDocBaseに置き換えたという話を聞きました。また週に1回どんな仕事をしているかを報告して共有するミーティングをしていたチームもあったんですが、DocBaseで日報を毎日見るようになったので誰が何をしているか把握できるようになって、ミーティングがなくなったそうです。

あと、中途入社の方が社内でコミュニケーションをとる際に、DocBaseの場合コメントが気軽に書けるので、コミュニケーションの障壁が下がったというのはありますね。

普段の業務で困ったことを声にあげたら知っている人がコメントしてくれて問題解決が早くなった、ということが頻繁に起きるようになりました。困ったことがあったら答えてもらえるので、そこがすごく助かるというのはありますね。

中村さん:私の場合は部下が多くて、一人ひとりずっと近くにいて見ているわけにはいかないので、モチベーションとか何にハマっているとかがなかなか図れないんですよね。日報でどこにハマっていて何を悩んでいるのか書いてもらうようにしたら、そこにボソっと怪しげなことを書いている子がいたりして。それを見て「大丈夫?」って声をかけるきっかけになったりとか、けっこうありますね。

組織やチームを成長させるためのカイゼン活動があれば教えてください。

大西さん:さきほど言っていた社内のシステム「ナクハナイ」はそのひとつになりますね。いつかオープンソースにしたいという希望はあるんですけど。それまでは「今日飲みに行きたい」と思っていてもなかなか人を誘いづらいというのがあったんですけど、「ナクハナイ」で気軽に全社員に向けて募集できるようになりました。

この事例のポイント!

困っていることを気軽に共有できるようになって、問題解決が早くなった。